2009-06-27

国会

なんとなく興味があったので、衆議院TVで26日の法務委員会を見た。

何を罰するかを立法側で責任を持って明文化していこうという民主側と、条文の上では広く取って運用でカバーしようという自公側の対立のようだ。民主案では定義を明確にしたために現在検挙できていたものが検挙できなくなる点が問題だ(つまり、定義が妥当ではない)と自公側は指摘していた。自公案は条文上はあまりに広い範囲が規制の対象となり、警察の恣意的な運用を招く(つまり、国民の目の届かないところで基準が決められてしまう)という懸念や、そもそも膨大な量の書籍を廃棄することが現実的ではないという点が野党側から指摘されていた。

あと、個人的な法益と社会的な法益という点についても争点になっているようだ。