Monthly Archives: 2月 2013

2013-02-09

コースター

段ボールでコースターを作った。

お茶を入れようと思った。ティーバッグのおーいお茶をマグカップに入れ、電気ケトルに水を入れてスイッチを入れた。机に座ってしばらくするとスイッチが切れる音がした。後はお湯を注ぐだけ。立ち上がってふと机を見ると、コースター代わりに使っていた四つ折りのティッシュペーパーが何とも汚らしい感じに見えた。そうだ、コースターを作ろう。

さっき部屋を片付けたときにまとめたAmazonの段ボールから蓋の部分をミシン目に沿って切り取った。A4サイズくらいの段ボール板になった。

その隅っこをはさみで正方形に切り取った。いや、正方形にはならなかった。長方形、いや、これは台形だ。なんとも不格好だ。それに短辺が短すぎないか? マグカップの直径とそれほど変わらない長さに見えた。コースターにマグカップを置いたとき、コースターがマグカップの底より少しはみ出てるくらいの方が安定感があって安心できる。作り直しだ。

まだ切っていない隅の内、印刷が少ないところを選んではさみを入れた。今度は少し大きめに。まず一辺を切断した。よしよし、このくらいの大きさだろう。90度回転してもう一辺にはさみを入れた。ジョキジョキ。あれ? なんか短いような……。こうして切り上がった二枚目は、一枚目より長辺がやや長いだけのものになった。

う゛ー。やり直し。

この段ボールはもうダメだ。残りの隅は印刷が多い。今度はAmazonの箱の中で底に敷いてある何も印刷されていない綺麗なものを取り出した。最初からこれにすれば良かったのだ。

はさみというのも良くない。ちゃんと作るなら測った上でカッターを使うべきなのだ。幸い私の机の上にはオルファのA3カッターマットが常に敷いてある。確か本の裁断・スキャンを始めた頃に置き始めたものだ。今ではいろんな機会に使えるので重宝している。

そのカッターマットの上に段ボール板を置いて定規を当てた。さて、何センチにするべきか。10cmくらいだろうか。いや、大きすぎるだろうか。10cmといえば、あと2cm足せばCDのサイズだ。CDを鍋敷きにすることはあってもコースターとしては少し大きすぎるんじゃ無いか? まぁ、とりあえず大きく切る分にはいいか。カッターマットのグリッドに合わせて平行に段ボールを置き、定規も段ボールの端から10cmのところで平行において、カッターで切断。これをもう一度行って、無事、一辺約10cmのほぼ正方形ができあがった。見たところ思ったより大きくは無さそうだ。よし、お茶を入れるか。

そうしてマグカップにお湯を注ぎお茶を入れ、できあがったコースターの上に乗せてみると、その二つは大変良く調和していた。マグカップの底からコースターの辺までの最短距離は1cmをやや下回るくらいだろうか。大きなマグカップを大きすぎず小さすぎず、ちょうど良い大きさで下支えしており、何とも言えぬ安定感を醸し出していた。色までも机の色やマグカップの色に良く合っているように見えた。そうだ、この段ボールはコースターになるために生まれてきたんだ。私はそう思った。

2013-02-06

改善と影響範囲

大雪みたいなことが言われていましたが、ふたを開けたらみぞれ程度でがっかりな感じ。

さて、ここ一週間はとある言語上の機能について作業をしていました。

この機能は使えるようにするだけならそれほど難しくなかったのですが、周囲への影響が大きくて苦戦しています。コンパイル速度を改善するいろいろな仕掛け、目的ファイルのフォーマット、ソースファイル間の依存関係の追跡、コンパイル順序の調整など、色々手を入れなければなりませんでした。

これらを修正して、機能自体もあと少し改善するにはもう一週間くらいかかるかも。