org-modeでditaaを使う
org-modeでditaaを使えるようにしたいので使い方を勉強することにした。ditaaはアスキーアートを書いたテキストをちゃんとした図に変換してくれるツールだ。
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1 ditaaのインストール
肝心のditaaが入っていないといけない。
ダウンロードしたzipを展開してjarファイルを好きなところに置き、その jarファイルへのパスを org-ditaa-jar-path に設定する。
Javaで作られているのでJREが必要だと思う。
org-babel-load-languages の設定にditaaを加えておくのを忘れないこと。
ちなみに、これを記述している時点のEmacsとOrgModeのバージョンは次の通り。
- emacs-version
- GNU Emacs 23.3.1 (i386-mingw-nt6.1.7601) of 2011-08-15 on GNUPACK
- org-version
- Org-mode version 7.8.03
2 org-mode内での書き方
#+begin_src ditaa :file ditaa_example1.png /-----------------\ | Summer Triangle | | cBLU | | o Vega | | o Deneb | | o Altair | \-----------------/ #+end_src
:file とか :cmdline とかの意味や、その他のオプションについては org-modeドキュメントの 14 Working with source code を参照すること。
ちなみに、org-mode内で#+begin_src~#+end_srcを入力するには、行頭で <s TAB と打つと良い。
3 日本語
日本語だと1文字と数えられてしまう関係でうまく動作しないらしい。
自分で空白を挿入するか、特定の文字の後に自動的に空白を挿入するよう改造するかすると良いらしい。
4 そもそもditaaってどう書くのさ
ditaaのサイトをよく見るべし。
- 矢印: < > ^ v
- 線: + - |
- 丸角: / \
- 接点: *
- 箇条書き: o
- cRGB(RGBは16進数字)やcBLU、cREDで色
- 境界部分を埋めるには -E オプションをつける
といったところを押さえておけばだいたいOKだろうか。
#+begin_src ditaa :file ditaa_example2.png :cmdline -E +--------+---------+ | AAA | 111 | +--------+---------+ | BBB | 222 |-----------\ +--------+---------+ | | v +-------+ | | +-------+ #+end_src