2008-01-15

金の亡者・著作権ゴロ

盗人猛々しいとはまさにこのこと。難癖をつけて金を巻き上げようとするあたり、まるでヤクザ。

個人的には著作物というくくりは広範にわたりすぎていて、もはやひとくくりでどうこうできるものではないと思う。録音録画といっても色々あるわけだし、音楽や映像は誰もが自由に制作・頒布できる世界になってしまった。著作者の思想も様々。一律に複製機器やメディアに課金するなんて正気の沙汰とは思えない。個々の著作物毎に契約ベースでコントロールすべきだと思う。例えば音楽CDの場合、CDのシュリンクに使用許諾書をつけるくらいの努力はすべきだ。ショップ入店時に私的複製も含めて、一切の複製行為は行わないと署名させるってのはどうだ。DRMだって、販売時に正しく仕様を告知するのであれば、付ける付けないは売る側の自由だ。購入者に対して全く意思表示をしていないのに、私的複製されたからってなんだっていうんだろうか。特別な契約がなければ買った円盤を、自分の所有物を他人の介在しない範囲でどうしようと自由であるべきだ。