Monthly Archives: 9月 2007

2007-09-14

H2A F13

いつものように打ち上げ中継を視聴。今回は目標が月と言うことで、いつもより第二段二回目の燃焼開始、およびペイロード分離が遅め。

それにしても、こんな欲張り探査機、全部ちゃんと機能するんですかね。

2007-09-09

ETV特集「私はやってない ~えん罪はなぜ起きたか~」

ETV特集「私はやってない ~えん罪はなぜ起きたか~」

つい見てしまったのだが、これは本当に恐ろしい番組だった。何ヶ月も拘留され、精神的に追い詰められ、言われるがままに自白してしまう(もはや拷問)、というような事例が何例も語られるのには本当に身震いしてしまう。つじつまの合わないところは想像で補い(被害者の証言ではサバイバルナイフ→見つからないので果物ナイフ、等)、それも認めさせれば真実となる、というものまで。

こういう状況に陥ったらどう対処すべきなのだろうか。会社に行かなきゃとか、家族に会いたいとか、そういった感情はすべて捨て、何年も拘置所で暮らす覚悟をし、警察官の怒号を快感だと思い、自白したらこの快感が失われると考えるくらいじゃないとダメだろうか。そんなことが出来るかどうかは知らないけど。朝から晩まで取り調べられて、その間水も飲ませてくれないって話だからな。砂漠にいるような妄想でもしないとダメか。体力は出来る限り温存しないと。というか、そんなに心配なら拷問のトレーニングを受けるのが早い? スパイかよ(笑)

最後の方では取調室にカメラを設置して、取り調べ課程をすべて録画録音すべきというアイデアも出されていたが、これは賛否両論あるらしい。

というか、最近警察の横暴が目に余るな。この間も夜自転車で走っていて、連続で二回も呼び止められたし(さっきの警察官に聞けよって言ったら、そこは管轄が違うだってさ(笑))。繁華街で職務質問されるという話もよく聞く。番組の中でも言っていたけど、「任意」というのが事実上「強制」になっているのが問題だね。従わないとつきまといをやめないよ、拘留を解かないよ、になっているわけだから。一人の社会人として、このような不健全な状況は何とかしたいものだ。

まあ、数百年前に比べれば、状況は改善されているとは思うけれどね。理想は高く。

2007-09-08

初音ミク

PC-6001シリーズを思い出す人は多いようで。私の場合、なぜ98では出来ないんだ! とBEEP音による音声再生に取り組んだのが中学~高校時代。コンピュータが喋るということに対して、強いあこがれがあったように思います。

それからすると、この歌唱合成システムは非常に感慨深い物があります。

しかし、うまく発音できるようになるほど、最大の問題が鮮明に浮かび上がってくるのも事実。それは心の不在です。どんなにうまく歌えても、人間が事細かに指示しなければならないのでは単なる楽器です。歌詞を理解し、自発的に上手く歌おうとする、本物の歌手を作れないものでしょうか。それには人間という物をもっと理解しなければならないでしょう。人間とは何なのか、心とは何なのか、人類はその真理に少しでも近づくことが出来るのでしょうか。いつの日か、人間を置き換えられる機械を作れるのでしょうか。人類が居なくなっても、歌い続けることの出来る機械を作れるでしょうか。

ところで、サンプリングではなく、発声器官の物理的なシミュレーションによって合成する方のアプローチでは今のところどんなもんなんでしょう。そっちの方が筋は良いはずだけど、制御はかなり難しいはずだよね。

2007-09-05

台風と頭痛

台風が近づいているそうですね。台風の定義はよく知りませんが。

というか、昔だったら「天がお怒りになっているー!」って話になるわけですから、得体の知れない物におびえる必要がないだけ良い時代になったものです。台風が近づいている、ということを信じるのなら、ですが。そんなことを考えていると頭が痛くなってきますね。