Yearly Archives: 2007

2007-07-01

あなたと子孫のため、地球環境の維持が必要です

昔から他者のために○○しよう、などと言われると違和感を感じてしまう自分がある。小学校や中学校のとき、国語や美術で「自然を守ろう」とか「地球は泣いている」みたいなメッセージを含む作品に触れる機会があったけど、そのたびに「人間は自然の一部だし」とか「地球は滅び行く人類を見てほくそ笑んでるよ」とか思っていた。どうもそういう間接的な表現よりも、直接的に、露骨に、ある意味下品に表現してくれた方がわかりやすいよなぁと思う。

2007-07-01

党首討論

テレビをつけたら安倍氏と小沢氏の党首討論会とやらをやっていたので最後まで見てしまったのですが、なんか自民党も捨てたもんじゃないなぁとか思ってしまった。というかもう一方があまりにも……。

阿倍氏の発言で一つだけ気になったのが、教育再生に関して「現代の価値観は損得勘定に偏りすぎているのではないか。いじめを見ても助ければ自分が損をするのではないかと思ってしまう。そうではなく、やはりそんなときに助けに入れるような人間を育てていかなければならないのではないか」みたいなの。まあ、立派な発言だとは思うのだけれど、損得勘定の否定、というか、偏りすぎだと言うのは違和感があるなぁ。「自分の損得だけでなく、地域のため、国のために」みたいなにいつも発言もあったけれど。国民が自分のために損得を計算するのは当たり前のこと。今以上に損得に関して敏感になるべきだと私は思うよ。それと同時に、いじめを見逃すことはあなたの損になる、という教育を施すというのなら納得なのだが。要するに損得といっても色々あるということ。どうも国のため、地域のため、みたいなのを国が強調すると、徴兵されたり家財を接収されたりしそうで怖いので、言い方を変えてくれるとありがたい(笑)