Monthly Archives: 6月 2012

2012-06-28

CSS3のborder-image

CSS3のborder-imageは興味深い。

画像素材を元に可変サイズの枠を描画しようと思ったとき、9分割したパーツを使うというのはすぐに思いつく方法。

コーナーはたいていの場合そのままで良いとして、問題は長さが変わる辺や中央部分。タイル状に画像を繰り返しつなぎ合わせて長さを変えられるようにするというのはすぐに思いつく方法だろう。

border-image-repeatにはstretch、repeat、round、spaceのいずれかが指定でき、これが伸び縮みする部分をどう処理するかの指定値となる。

stretchは辺のパーツ一枚をそのまま辺の長さに合わせて伸縮するというやり方。

repeatは辺の長さに合わせて画像を繰り返す。辺の長さが画像の長さの整数倍で無い場合は、あまりが出る。このあまりは画像を途中で断ち切ることで対処する。素材によってはコーナーとのつなぎ目が不自然になる。(あまりは一方のコーナー側だけに余らせるのでは無く、左右(上下)に均等に余らせ、両方断ち切るようだ)

roundは辺の長さに合わせて画像を繰り返すのだが、辺の長さが画像の長さの整数倍になるように、一つの画像の長さを伸縮することで対処する。コーナーとのつなぎ目は自然になりやすいが、辺の画像の縦横比やピッチは犠牲になりがち。(繰り返しの個数は伸び縮みが最小になるように決めるのだと思う 追記:Firefoxで試したところ拡大せずに縮小だけで対処するようだ。このやり方だと少しだけ拡大するだけで済むところを極端に縮小してしまう場合がある)

spaceは、調べたけれど今ひとつ分からなかった。

2012-06-27

ラグ輪

この間「鴨川」という単語を聞いて以来「ジャージの女の子、何か持ってるー」というフレーズが頭の中で回っていて困ったのでCDを買った。

何で当時買っていなかったのだろうと疑問に思うのだけど、OPに洗脳される前に話自体に嫌気がさしたのかもしれない。

歌詞カードを見て後ろの声がLag-Rin Lag-Rinと言っていたことを知る。Lag-Rinってなんだと思っていたら輪廻のラグランジェの公式サイトのURLが目に入った。lag-rin.jpだった。そ、そうだったのか……。

2012-06-09

世界名作劇場

何のきっかけだったか、youtubeで世界名作劇場の(どの作品か忘れたけど)第一話を見かけた。その関連動画を見たら名劇作品の第一話だけがずらっと並んでいて、え? と思いよく見たらアップロードしたのはNipponAnimationというユーザーだった。たぶん日本アニメーション自身が宣伝のために第一話だけアップロードしているのだろう。続きはこちら、みたいなリンク付きだし。

それでいくつか第一話を眺めた後、試しにGyaOで買って見たのは「私のあしながおじさん」。こういう成長ものはやっぱり良いなと思いますね。赤毛のアンとかも近いものがあるかな。

ところで世界名作劇場ってWikipediaによると、最も広い定義で1969年の『ムーミン』以降の作品なのだとか。私はフランダースの犬以降だと思っていました。

以下、Wikipediaのリストの中で自分が見たことがあるものをリストアップしてみる。

全話見たはず(1~2話くらいは見逃したかも):

  • アルプスの少女ハイジ
  • フランダースの犬
  • フランダースの母をたずねて三千里
  • 赤毛のアン
  • トム・ソーヤの冒険
  • 小公女セーラ
  • 愛の若草物語
  • 私のあしながおじさん
  • トラップ一家物語
  • 大草原の小さな天使 ブッシュベイビー
  • 若草物語 ナンとジョー先生
  • 七つの海のティコ
  • ロミオの青い空
  • 名犬ラッシー
  • 家なき子レミ

半分くらい見たような気がする:

  • 愛少女ポリアンナ物語

1話以上見たことがあるはず:

  • 家族ロビンソン漂流記 ふしぎな島のフローネ
  • 牧場の少女カトリ

たぶん見てない:

  • どろろと百鬼丸
  • ムーミン
  • アンデルセン物語
  • 山ねずみロッキーチャック
  • 南の虹のルーシー
  • アルプス物語 わたしのアンネット
  • 小公子セディ
  • ピーターパンの冒険
  • レ・ミゼラブル 少女コゼット
  • ポルフィの長い旅
  • こんにちは アン ~Before Green Gables

分からない:

  • ムーミン(新)
  • ペリーヌ物語

見た中で一番好きなのは何か、と聞かれると結構困りますね。どれも良い作品ばかりです。いや、でも、私の中で世界名作劇場はロミオの青い空で終わっているかな。

この系統の作品は最近少ないですけど、比較的最近で印象に残っているのは風の中のエミリーですね。大きくなって友達と離れ、自分は何者にもなれずに終わってしまうのではないかという不安を抱えながら執筆を続ける姿が良いんですよ。