遠くの花火

河川敷を自転車で走っていると、目の前でぱぁっと光の粒々が広がり、まあるい花を描いた。川の上流の方向、立川あたりだろうか。それだと10km弱くらいはありそうだ。そんなに近くもないはずだが、河川敷のサイクリングロードは明かりがほとんど無く真っ暗。目立った障害物もなく、沢山の花火が打ち上がる様をはっきり見ることが出来た。

サイクリングロードや橋の上には十数メートル毎に数人の人々が立ち止まっており、遠くの花火を見つめていた。花火に見とれていると人にぶつかりそうだったので注意して走った。