2008-08-30

読書スペース

本を読むのに最適なスペースってどこだろうと、常々考えていたんだけど、空いている電車の中というのはかなり理想に近い場所だと言うことに今日電車に乗ってさっき買ったばかりの本を読みながら思った。

外食系の店は店員の目が気になるし、ネットカフェ・漫画喫茶の類は漫画読みたくなるし、図書館もまあ似たようなもんだし、自宅なんて以ての外だし、会社も人の目があるし、わざわざ部屋を借りるのも不経済だし、その他屋根のない場所は天候の影響を受ける。

その点、電車は何が良いんだろうか。

  • 空調が効いている(蒸し暑いホームから涼しい車内へ入ったときの喜びを思い起こしてみてよ。本なんて何冊でも読めちゃいそうだよね)
  • みんな無関心(職員もあまり来ない。俺は自由だ!)
  • やれることが限られている(逃避の材料がない。というか、次の駅まで降りることすら出来ない)
  • 明るい(世にある一人になれるスペースというのは、なぜか薄暗い場所が多い。本は明るい場所で読んだ方が読みやすいよ)
  • 風景が良い(疲れたときに顔を上げると、そこには流れる景色があるわけだ。薄暗い図書館やネットカフェに籠もる図と比較してみてよ)
  • 一石二鳥感がある(移動しながらその合間に読んでいるという、時間を効率的に使っている時の喜びがある)
  • 席が低くて柔らかくて快適(寝てしまうこともあるくらい。そう考えると電車の椅子って良くできてるなぁ)

休日は大回り乗車で読書の旅なんてのはいかが?