昨日裁断機が到着してから55冊くらい取り込みました。サクサク切れるので調子に乗って沢山カットしてしまいました。裁断機によって自炊の手間は大幅にカットされました。
今回買った裁断機は通称(改良型)中華裁断機と一部で呼ばれているものですが、レビューでよく見かけるとおりまっすぐ切るのが難しいです。普通に切ると次の写真のように台形に切れてしまいます。
裁断した本の背中の部分:
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上の二つの写真は切り離した背表紙部分を横から撮ったものですが、刃が最初に当たる上の部分は狭く、台に触れる下の部分が広くなっています。(つまり下のページの横幅が狭くなる)
これは刃の取り付け角度が悪いわけでは無いようです。切った後の本の状態を見ると、次の写真のように下の部分が右側(刃の方向)へずれていることが分かります。(写真は説明のために失敗を再現したもので、実際に失敗したときとは少しずれ方が異なるかも)
下がずれている本:
おそらく切っている間に切り離された背表紙が刃に押されて右へ動こうとし、それに引っ張られる形でまだ切っていない下のページも右へ動くのではないでしょうか。
ホームセンターで薄いゴム板(厚さ1mmが最薄だった)を買ってきて、それを敷くようにしたらほとんどまっすぐ切れるようになりました。
ゴムを強いた裁断機:
改善後:
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切る前に本の形を整えることも重要です。どうしても下の方が右へずれていく傾向があるので、あらかじめ少しだけ上の紙を右へずらして菱形っぽくしておくと良いみたいです。
レバーの下ろし方によって差が出るかどうかは今ひとつ分かりません。レバーは少しだけ左右に動くのですが、今は少しだけ右側へ力を入れて下ろしています。