ちょっと草津白根山に遊びに行ったついでに万座のホテル近くから空を撮影してみました。ZenFone3 MAXをミニ三脚で固定して撮影。ほぼ全てシャッタースピード32秒、ISO1600の設定。後からPhotoshopでレベル補正等あり。
わし座(中央やや上の斜め三つ星が目印)~いて座(中央一番下の南斗六星が目印)方面で天の川がギリギリ映っている気がします。
夏の大三角形(左がアルタイル、右がベガ、上がデネブ)。
カシオペア座(おなじみのW形)。
下にオリオン座、上におうし座(V字を左に倒したようなのが顔)で向かい合っています。左にぎょしゃ座。上の方(おうしの背中)にはすばることプレアデス星団が映ってます。
秋の四辺形でおなじみのペガスス座。左カドからAの形でアンドロメダ座。
うお座。上半分くらいの領域に、Vの字を右90度回転したような形がお分かりでしょうか。
こぐま座(木の少し上に北斗七星を小さくしたようなひしゃく形)、ケフェウス座、りゅう座。
ホテルの方を撮影するとこんな感じになりました。
破線になっているのはおそらく点滅しながら飛んでいた飛行機か何かだと思います。
自分で撮影するとそれが何を映したものなのか知りたくなるので星座を覚えることにつながりますね。
星座を覚えて何の意味があるんですかね。まぁ、意味なんて他の物事との関連性の中にあるものなので組み合わせ次第で無限にあって私たちに分かるのなんてその極々一部なんでしょうけれど。とりあえず星座は星の位置を特定する住所になっているそうですね。全天は星座を元にエリア分けされていて、全ての星はそのどれかに所属することになるのだとか。星の位置なんてコンピュータで扱うなら何らかの座標で表した方が楽なんでしょうけど、人間は星の並びを形で覚えているわけで何座の近くにあると言ってもらえた方が分かりやすいわけです。世界地図上の緯度経度で言われるよりもどの島(大陸)のどの国の近くと言ってもらえた方が分かりやすいのと同じです。要するに地球から見た宇宙の地図を形作る元になっているというわけですね。星座を覚えると宇宙の中での方向感覚が身につきます。公転したり自転したりしている地球の上にいる私たちが、宇宙の中で今どの方向を向いているのかイメージできるようになります。とはいえこの地図には方向はありますが距離がありません。あくまで地球から見た宇宙の図というのがポイントですね。いつの日か人類が恒星間を行き来できる日が来たならば、もっと違う地図が必要になるかもしれません。
スマホのカメラでも30秒開ければ星はそれなりに映ることが分かりました。もっと綺麗に撮れればと思いますが、これ以上は明らかに沼なのでやめておきます。