Author Archives: AKIYAMA

2017-10-11

浄土平周辺(一切経山、五色沼、家形山、吾妻小富士、吾妻小舎)へ行った

はじまり

魔女の瞳こと五色沼を見に一切経山(いっさいきょうざん)へ行ってきました。

きっかけはTwitter。うーん綺麗ですね。

調べてみると、福島県に浄土平というところがあって、そこから徒歩で1~2時間くらいで行けるみたいです。裏磐梯の五色沼とは違います(そっちは中学の修学旅行で行ったような)。登山としては初心者レベルなので私でも大丈夫そうです。浄土平までは福島駅から観光路線バス(福島交通 - 観光路線バス『スカイライン循環線』)が出ています。通常は土日のみ、紅葉シーズン(10月~)は毎日運行だとか。天気も大丈夫そう。良し行くぞ。

それにしてもバスの本数は1日2本、それもずいぶん遅い時間から動き出すんですね。最初の便が昼前に浄土平着。最後の帰りの便が15:40発なのでほとんど滞在できません。と、地図を見ていたら吾妻小舎の文字が。どうやら山小屋のようです。

吾妻小舎は浄土平から歩いてすぐの所にある山小屋です。これを利用すれば滞在時間を丸一日延ばせますね。紅葉の時期は混みそうですが土曜日を避ければ大丈夫でしょう。というわけで予約の電話。携帯はつながらなかったので微温湯温泉にある固定電話の方へ。無事予約が出来ました。一人布団一枚保証だそうなので安心ですね。

福島駅への交通はに書いたとおり。行きはバスに乗り遅れてはいけないので新幹線にしました。帰りはバスの時間が読めないので当日決めましょう。

コースや地形はYamakei Online他で確認。コースタイムを元にゆとりを持たせて大まかなスケジュールを作成。

というわけで、荷物を準備して出発。

浄土平へ

早朝発。府中本町-(武蔵野線)-武蔵浦和-(埼京線)-大宮-(新幹線)-福島。途中大宮で朝食。福島で昼食のおにぎりを購入。福島駅前のバス窓口で切符を買ってバス停に一番乗りで並びバスを待ちます。この手のバスは大抵並ぶので、早めに行って一番前の席が取れると良い景色が見られます。

バスに乗って浄土平へ。隣に座った登山者風の方が話しかけてきて吾妻小舎に泊まるとのこと。私もということで、色々おしゃべりをしながら浄土平へ向かいました。日曜日ということもあってバスは補助席も含めて満席。途中で運転手が乗車を断ろうとしていましたが、電話で本社と話をしてなんとか全員乗せていました。いや、あんなところに取り残されちゃたまらないよね。今時はシートベルトの問題もあって色々難しいみたいです。

いよいよ浄土平が近づいてきたところで渋滞。バスが全く動きません。時々動いても一台分進むだけ。どうも浄土平の駐車場が混んでいるようです。一つ前の兎平で下りて歩くことにしました。

2017-10-11-trafic1.jpg 2017-10-11-trafic2.jpg

10分ほどで浄土平に到着。時間も過ぎているのでそのまま登山道へ向かいました。

浄土平ってこんなところ

ちなみに浄土平はこんなところです。

2017-10-11-jyoudodaira.jpg

浄土平関連リンク:

浄土平から一切経山へ

直登ルートなるものもあるらしいのですが、火山ガスの影響で立ち入り禁止とか。いったん西の方へまわってから頂上を目指します。

結構岩がゴロゴロしていて日頃歩かない人間には足へのダメージがつらいですね。一応登山靴を履いてきているのでなんとか。

2017-10-11-to-issaikyou1.jpg 2017-10-11-to-issaikyou2.jpg

中盤の上りが傾斜としては一番きついですが、手を着くような所もありませんし、砂利で滑らないように注意すれば問題ありません。 風が強くて寒いと聞いていたのですが、幸い天気も良く風も穏やかでその点でも苦労しませんでした。

2017-10-11-to-issaikyou3.jpg 2017-10-11-to-issaikyou4.jpg

1時間ほどで一切経山到着。山頂付近一帯はこんな感じで見渡す限り茶色です。

2017-10-11-issaikyou-top.jpg

しかしその断崖絶壁の下に見えるのは青い湖。

2017-10-11-issaikyou-north.jpg

来た方角(南)を振り返れば吾妻小富士の火口が見えます。

2017-10-11-issaikyou-south.jpg

風もそれほどではなかったので、ゆっくり滞在しておにぎりを頬張りました。

Google Photosがエフェクトをかけてくれた写真:

2017-10-11-goshikinuma-effect.jpg

鎌沼経由で浄土平、桶沼、吾妻小舎へ

元来た道を戻り、避難小屋の少し南にある分岐を右へ。湿原が広がっていて、すぐに鎌沼が見えます。所々紅葉が見られました。

2017-10-11-to-kamanuma.jpg 2017-10-11-to-kamanuma2.jpg 2017-10-11-to-kamanuma3.jpg

2017-10-11-kamanuma1.jpg 2017-10-11-kamanuma2.jpg 2017-10-11-kamanuma3.jpg

鎌沼を通り過ぎて姥ヶ原を過ぎると藪みたいな道をひたすら下り。疲れもピークなので足にきます。

2017-10-11-gezan1.jpg

なんとか浄土平へ戻ってきました。

ビジターセンターの方ではなく、湿原の木道を通って吾妻小舎へ向かいます。

途中少し登って桶沼を経由。

2017-10-11-okenuma.jpg

15:30頃に吾妻小舎にたどり着けました。

吾妻小舎に泊まる

林というか森というか、そんなところにある山小屋です。浄土平から続く道は木々で鬱蒼として少し通りづらかったです。

2017-10-11-azumagoya.jpg

1Fにいた人に声をかけてみると入口は2Fだとか。外の階段を登って入ると管理人の方が寝る場所と食事や消灯時間を案内してくれました。

靴置き場:

2017-10-11-in-azumagoya4.jpg

寝る場所(左から二人組、一つ空けて私、一つ空けて一人、他の客はハシゴを登って上のロフトで計13人ほど):

2017-10-11-in-azumagoya2.jpg

一番乗りでしたが、すぐに他の人たちも到着しました。バスで一緒だった人の姿も。布団を敷いて寝っ転がって本を読んだりしながら食事まで時間を潰しました。ちなみに携帯の電波は入りません(ドコモ系)。

2017-10-11-in-azumagoya1.jpg 2017-10-11-in-azumagoya3.jpg

18時夕食。1Fの食堂で食べます。宿代等はこのとき支払いました。

2017-10-11-diner.jpg

19時前には食べ終わり、消灯まで暇なので星でも見えないかなと外へ散歩に出かけました。

外は真っ暗なのでライト必須。ヘッドランプをつけて浄土平方面へ。国道沿いまで行くと多少開けています。携帯の電波も入ります。あいにくの薄曇りで星はほとんど見えませんでした。月もおぼろげ。時々天頂付近が晴れることがあってそのときに写真を撮りました(夏の大三角形)。

2017-10-11-stars.jpg

浄土平レストハウスまで歩いてみると自動販売機があったのでペットボトルのお茶を購入。山小屋に泊まっているのにこんなに便利で良いのか。

20時過ぎに宿に戻り、布団の上で本を読んで過ごし、21時に消灯。そのまま寝ました。

2日目

一切経山の他には東吾妻山へ登る人が多かったのですが、私は再び一切経山へ。五色沼を挟んで向かいの家形山へ登ってみました。ここからも五色沼が見渡せます。あいにくの曇り空でそれほど綺麗には写りませんでした。残念。

2017-10-11-goshikinuma-side2.jpg 2017-10-11-goshikinuma-side.jpg 2017-10-11-iegata1.jpg 2017-10-11-iegata2.jpg 2017-10-11-iegata3.jpg

再び浄土平へ戻りレストハウスのレストランで昼食。

2017-10-11-resthouse.jpg 2017-10-12-restaurant.jpg

バスまで時間があるので吾妻小富士へ。浄土平のすぐ近くにあります。吾妻小富士だけ登る観光客も多いです。

2017-10-11-azumakofuji.jpg

火口の中は水も溜まっておらず何もありません。足場も広くて案外スリルもありませんでした。一切経山の方から遠目に眺める方が迫力があります。でも見晴らしは良いです。

1時間もかからずまわってしまい浄土平へ下りている間に目の前でバスが発車。次のバスは15:40発。3時間ほど時間が。

ビジターセンターを訪問。良くある感じの地質や植物、動物などの自然環境を紹介する施設です。

2017-10-11-visitor-center.jpg

レストランでおやつを食べたりお土産屋を見たりしても時間があまり、外のベンチがぼやーっと浄土平の景色を眺めて時間を潰し、ようやくバスの時間に。ちょうと雨が降り出しました。車内では半分ぐらい眠りながら過ごし、夕方福島駅着。予定より少し早い到着。

新幹線自由席特急券と自宅駅への乗車券を購入して停まっていたやまびこに乗り込んで帰りました。

2017-10-12-yamabiko.jpg

2017-10-11

アナデン25章クリア

とりあえず25章までクリアしてスタッフロール。苦痛だった。単純作業が。恥ずかしくて身悶えしそうなシナリオが。それで終わってもまた次の冒険に行こうとか言ってる。何やらされるんだろう……。

キャラのレベルはだいたい50から60いかないくらい。早々にマリエルが引けたのがラッキーだったのかな? 戦闘中にサブへのチェンジを繰り返すことで食事しなくても十分回復できることに気がついたのも(ほんとバカバカしいシステム)。

なんでこういうRPGはシナリオを読み進めるためや新しいアートを見るためにつまらない単純作業をやらされるゲームになってしまうんだろう。昔からすごく不思議。

2017-10-06

DVD-ROM, CD-ROMのHDDへの取り込み

ふと思い立って円盤(CD-ROMやDVD-ROM)のハードディスクへの取り込みを進めている。思ったより良い成果を上げている。手間の割に広がるスペースの体積が大きい。

PowerDVDと一緒に付いてきたPower2GOがあったので、それでISOイメージや.p2iという独自形式で取り込んでいる。複数のトラックがあるCDは単一のISOイメージにはできないのでp2iで取り込んでいる。

本のスキャンと違って円盤の取り込みは監視している必要が無い。本のスキャンは必ず給紙のトラブル(重なりとか紙詰まりとか)が発生するのでその対処をしなければならない。それが無くても裁断は面倒だしスキャン時の紙の継ぎ足し、溜まった紙の取り出し、スキャン後のPDFの編集作業とやることが一杯ある。それに対して円盤の取り込みはファイル名を入れてディスクを入れるだけだ。取り込み中に同じPCで他の作業をしていてもそれほど問題にはならない。

この二年くらい部屋の汚さに大変なストレスを感じていた。それというのも昨年亡くなった人の遺品(主に書類)を部屋に持ち帰ったためだ。年々本のスキャンを進めて部屋が片付いてきたところに思いもしなかったところから他人の荷物をぶっ込まれたのだ。その無力感たるや。これでもほとんどの遺品は処分した。服や家具などは問答無用。冷たいと責められもしたがどうしようもない。狭い自室に置く場所など無い。それでも一部の書類は持ち帰った。重要な書類もあったし、それほど重要でなくても故人の生前の活動や考えが感じられる物もあったからだ。その大量の書類のごく一部を持ち帰っただけでも私の部屋はキャパシティを越えてしまった。元々簡単に捨てられるような物は既に捨てている部屋だ。キッチンや通路に積まれた書類を前に為す術は無かった。

まぁ、とはいえ、その書類や自分の本をスキャンしたりして少しずつスペースを空け、本棚の前に積んであるくらいまでには処理した。しかしいよいよ減らなくなったそれは私に一層の無力感を感じさせるのであった。

先日ハードディスクとお立ち台(HDDをUSB接続できるようにする機器)を買った。以前からの課題であった8mmビデオテープの取り込みを一気に進めるためだ。とりあえずエンコードはせずにmp2のまま保存してしまおう。そう考えたのだ。ビデオテープの取り込み自体はそれほど大変じゃない。USB接続のアナログ録画が出来る機器がすでにあるので、それを使って「予約」をしてその予約時間にビデオを再生するだけだ。後は録画が終わって1本分のmp2が完成し、ビデオテープは最後まで再生して自動で頭まで巻き戻る。

ところが、順調に10~20本取り込んだところでトラブルが発生した。ビデオテープがビデオデッキから出てこないのだ。蓋を開けて調べてみたところ、どうやらイジェクトの時に動くパーツが割れてしまったらしい。指で動かしてなんとかテープの出し入れが出来るといった具合だ。これはつらい……。このまま捨ててしまおうかと思ったけれど、とりあえず再び蓋をして放置してある。

そんなこんなで無気力な日々を過ごした後、最近時間ができたのを期にどうにかならないかと考えたところ、本棚の最上段に積まれていた大きなディスクケースが目に付いた。「MSDN」のマークが付いているアレだ。 これが無くなれば空いた場所に本棚の前に積んである書類が収まりそうだ。他にも雑誌や書籍に着いてきたものやPCソフトのパッケージやマニュアルも残っているので、これらも一気に一つのHDDに取りこんでしまおう。幸いHDDはある。

というわけで、案外サクサクと取り込みが進み、無造作に積まれた見苦しい書類が無事本棚に収まった。