Author Archives: AKIYAMA

2017-10-05

東京都(府中周辺)から福島駅への行き方

福島駅へ行くのにどのどのような方法があるのだろう。パッと思いつくのは次の方法だ。

  • 新幹線
  • 普通列車
  • 高速バス

新幹線

  • 府中本町5:16→5:46武蔵浦和5:52→6:03大宮6:30→7:39福島
  • 乗り換え2回
  • 2時間23分
  • 8220円(運賃4750円, 自由席特急券3470円)

※NAVITIME調べ(2017年10月 平日)

普通列車

  • 府中本町05:16→05:46武蔵浦和05:52→06:03大宮06:12→07:29宇都宮07:40→08:31黒磯08:54郡山10:08→10:54福島
  • 乗り換え5回
  • 5時間38分(新幹線+3時間15分)
  • 4750円(新幹線-3470円)

※NAVITIME調べ(2017年10月 平日)

高速バス

さくら観光の東京-福島間の高速バスが最安値で3000円らしい。これは相当安いケースで普通なら5000円くらいは見ておいた方が良いが、とりあえずこれにしてみる。

高速バス・夜行バス 東京・東京駅周辺発 福島(中通り・会津・浜通り)・福島駅周辺行 空席検索 | さくら観光

  • 分倍河原15:27→15:51新宿15:56→16:11東京駅16:11→16:19鍛冶橋駐車場16:30→22:15福島駅
  • 乗り換え2回
  • 6時間48分(新幹線+4時間25分)
  • 4180円(電車480円+高速バス3000円)(新幹線-4040円)

正直鍛冶橋駐車場まで行くのはつらいのでバスタ新宿くらいにしたいけれど少し料金が上がってしまう。

まとめ

  自由席新幹線 普通列車(対新幹線差) 最安時高速バス(対新幹線差)
料金 8220円 4750円 (- 3470円) 4180円 (- 4040円)
所要時間 2:23 5:38 (+ 3:15) 6:48 (+ 4:25)
乗り換え回数 2回 5回 2回(ただし徒歩距離あり)

考察

まぁ、普通は新幹線を選ぶよね。

とはいえ車内で時間を潰すネタがあるとか列車の旅を楽しむ心の余裕があるとかであれば普通列車は十分魅力的だと思う。浮いたお金で美味しいものが食べられる。

普通列車が高速バスに対して健闘している。最安値が選べなければ普通列車の方が安く済む場合もある。時間帯を柔軟に選べるのも良い。

高速バスのメリットは料金の割に乗り換え回数が少ないことくらいだろうか。

2017-09-30 ,

org-modeの見出しの色を統一する

org-modeの見出しの色が気に入らなかったので調整しました。

見出しの色は大分前に変更したのですが、使っているうちに常々見づらいような気がしていたのです。

変更前のスクリーンショット:

2017-09-30-orgmode-color-before1.png 2017-09-30-orgmode-color-before2.png

なぜ見づらいのだろうと考えたのですが、見出しの色(色相)が階層のレベルによってバラバラだからなのではないかと思い至りました。特に見出しが青になるとき。現在の設定では本文に青系の色が多用されています。リンク、タイムスタンプ、テーブル、etc……。それに加えて見出しまで青だと青色の意味がなんだかよく分からなくなる気がするのです。レベルの深さはインデントで分かるので色で表現する必要はない気がします。

というわけで、次のようなコードを書きながら調整して試行錯誤した後、第一レベルの色である黄色で統一してみました。(最終的にはcustomize-faceで設定)

(progn
  (set-face-attribute 'org-level-1 nil :foreground "#ffd000" :bold t :height 1.0)
  (set-face-attribute 'org-level-2 nil :foreground "#ffd000" :bold nil :height 1.0)
  (set-face-attribute 'org-level-3 nil :foreground "#ffd000" :bold nil :height 1.0)
  (set-face-attribute 'org-level-4 nil :foreground "#ffd000" :bold nil :height 1.0)
  (set-face-attribute 'org-level-5 nil :foreground "#ffd000" :bold nil :height 1.0)
  (set-face-attribute 'org-level-6 nil :foreground "#ffd000" :bold nil :height 1.0)
  (set-face-attribute 'org-level-7 nil :foreground "#ffd000" :bold nil :height 1.0)
  (set-face-attribute 'org-level-8 nil :foreground "#ffd000" :bold nil :height 1.0))

2017-09-30-orgmode-color-after1.png 2017-09-30-orgmode-color-after2.png

どうでしょうか。黄色は他で使っていない色なので「黄色なら見出し!」とはっきり分かります。

文字の大きさも試しに大きくしてみたのですが、折りたたんだときに文字は小さい方が良いのでやめました。

しばらくこれで使ってみようと思います。

ついでにorg-bulletsも導入してみました。「***」を他の記号文字に変えてくれます。MELPAにパッケージがあるのでそれでインストールしました。デフォルト設定の記号はあまり綺麗に表示されなかったのでUNICODEの中からMEDIUM CIRCLEやMEDIUM SQUAREあたりを設定してみました。

2017-09-29 ,

日本その日その日

最近「日本その日その日」というのを読んでいます。長いしなんだか読みづらいのでまだまだ途中までしか読んでいないのですが。

日本その日その日(JAPAN DAY BY DAY)/エドワード・シルヴェスター・モース(Edward Sylvester Morse),石川欣一訳

書かれていることは、明治初頭にアメリカからやってきた動物学者から見た当時の日本です。当時の人々の暮らし方、文化、風習などが見られます。

私は戦国武将なんかに代表されるような歴史にはあまり興味が湧かないのですが、昔の普通の人々がどう暮らしていたのかというのには少し興味があります。 現代に住んでいる我々はとても豊かで便利なくらしをしていると思うんですよ。 でもその便利さを司る物はここ数十年で急速に発展したものが多く、それが無かった時代にはどうしていたのか私には分からないわけです。

郷土資料館に行くと昔の人々のくらしの一部を垣間見ることが出来て面白いことがあります。 例えば、近所のこの辺りは将軍様の鷹狩りの場所に指定されていて住民たちは次のようなことが禁止されていた……。 なんて書かれていると、「ああ、身分制度の無い平等な世の中に生まれて良かったな~」と思うわけです。 (機械だけでなく制度などもここ数十年で大きく発展したものに含まれますね)

そういえば去年末に立川シネマシティで「この世界の片隅に」というアニメ映画を見に行きました。 私が好きそうな日常物(日々の暮らしの中にあるちょっとした個人的な喜びや悲しみを扱った作品)でとてもよい作品でしたが、そこで目に付いたのも昔の人々のくらしでした。 舞台は80~70年くらい前の広島県ですが、真っ先に目に付くのは服装ですよね。 ご婦人や子供が着物を着てる!! 私など生まれてこの方まともに和服を着たことがないんじゃないでしょうか(七五三? 温泉旅館の簡易浴衣?)。 でも当時はそれが普段着だったんですよね。 思えば母方の曾祖母はいつも着物を着ていた気がします。 いつから日本人は着物を着なくなったんですかね。 明治維新以降、男性の比較的近代的な職業から洋装化が進み、最終的に終戦後一気に洋装化が進んだようですが。 井戸で水をくんでかまどで料理するんですよ。全自動洗濯機も掃除機もないんですよ。どれだけ便利になったのかと。 一方で引き継がれているもの、形を少し変えて残っている物もありますが。

私は昔の日本が(全体的に見て)良かったとか戻りたいとか全く思いませんし、もっともっと発展させようぜと思いますが、それでも失った物はあるよなぁとも思います。

そんな今よりちょっと昔を知ることが出来る作品。

ちなみに、この本を見つけたのは比島投降記 ある新聞記者の見た敗戦/石川欣一を読んで同じ作者の本を探してのことでした。