もう何周遅れかわからないけれどanything.elを試してみた。
ずっと試してみるのをためらっていたのは、すごいすごいと聞くのだけれど、具体的に何をするものなのか説明を読んだだけではピンと来なかったからだ。
でも実際に入れてみて分かったのは、何でも開ける検索バーみたいなものなのかなということ。最近のWindowsはスタートメニューの検索ボックスでコントロールパネル内を検索できたりしてなにげに便利なのだけど(「環境変数」と打てば環境変数の変更がすぐできるとか)、そういう感覚と言えば近いだろうか。
「ファイルを開く」「ブックマークを開く」「バッファを選択する」「関数を呼び出す」等々、こういった操作を「M-x anything 名前(正規表現)」で統一的に実行できるわけだ。M-x anythingの部分は適当なキーに割り当てておく。anythingはswitch-to-bufferの代わりにもなるのでC-x bに割り当てる人もいるようだ。
しかし、このやり方には懸念もある。打鍵数の増加だ。様々なソースから検索するため名前が重複しがちであり、それを解決するには追加の打鍵が必要になる。
この懸念が本当か、使い続けてみないとわかりそうもない。
(setq anything-sources (list anything-c-source-buffers anything-c-source-bookmarks anything-c-source-locate anything-c-source-find-files anything-c-source-file-name-history anything-c-source-recentf anything-c-source-info-pages anything-c-source-man-pages anything-c-source-calculation-result anything-c-source-emacs-commands anything-c-source-google-suggest anything-c-source-occur))
とりあえずソースはこんな感じに設定してみた。C-x bに割り当ててしばらく使ってみることにする。